2019年9月18日、中国のネット通販最大手のアリババ集団は、米コーヒーチェーン大手スターバックスのメニューを注文できるスターバックス特別版スマートスピーカーをリリースしたと発表した。左手に一杯のコーヒー、右手に一冊の小説を持ちながら、ジャズのかかったカフェのような楽しみ方を自宅で楽しむことができる。

アリババは、スタバ向けにアレンジした特製AIスピーカーのリリースを発表
アリババは、スタバ向けにアレンジした特製AIスピーカーのリリースを発表

 この特別版スマートスピーカーは、アリババのAI(人工知能)スピーカー「天猫精霊(ティーモール・ジニー)」をスターバックス向けにアレンジした商品。本体のカラーはスターバックスのシンボルカラーのダークグリーンで、上部にはヘッドホンをつけコーヒーを片手に持ちDJを演じる熊のマスコット「Bearista(ベアリスタ)」が乗っかる。スマートスピーカーに取り付けられているボタンはDJ用のターンテーブルとなっており、かわいらしいデザインが施されている。

 このスマートスピーカーは従来型の機能に加え、スターバックスのコーヒーなどのメニューを自宅から音声を通じてデリバリー注文ができる。アリババとスターバックスが共同で展開している、注文後30分以内に配達するスターバックス専用デリバリーサービス「専星送(スターバックスデリバーズ)」により、店舗から離れていてもスターバックスのコーヒーや軽食を注文でき、スターバックスデリバーズ上で指定した住所まで配達員が届けてくれる。また、スターバックス専属の音楽を流すこともできる。アリババの音楽配信サービス「蝦米(シャーミー)」と連携し、スターバックスの店内で流れている音楽をリアルタイムで自宅でも流すことができ、コーヒー店の雰囲気を自宅で楽しめるプライベートカフェを演出できる。現在、販売価格は199元(約3000円)で、サービス範囲は中国国内のみとなっている。

世界で唯一の声紋認証によるネットショッピングを実現した製品を応用