2019年7月4日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、同社のネット広告を手掛ける「騰訊広告(テンセント広告)」と旅行サービスサイト「同程芸龍(トンチェンイーロン)」が、旅行業界のエコシステムの形成について協業を始めたと明らかにした。

テンセントは同程芸龍との提携を発表
テンセントは同程芸龍との提携を発表

 テンセント広告と同程芸龍の両社で、旅行業界のデジタルマーケティングを支援するプラットフォーム「同騰生態(トンテンエコシステム)」を構築した。同騰生態は、テンセントのSNSや情報発信、娯楽などのリソースと、同程芸龍が持つ観光地やホテルなどについてのリソースを連携させる。また、旅行仲間のマッチング機能や旅行体験を共有できるソーシャル機能、豊富な旅行商品の予約機能など、ユーザーのニーズにきめ細やかに対応し、コンバージョン率の向上を目指す。

 テンセント広告は、19年3月末時点の月間利用者数(MAU)が11億1170万人に達する対話アプリ「微信(ウィーチャット)」内で、友人の投稿が時系列で表示される「モーメンツ」や、さまざまな独自アプリを動かせる「ミニプログラム」、また公式アカウントも活用し、中国のネットユーザーの大部分を対象にした広告枠(タッチポイント)を持つ。

 それだけでなく、MAU8億2300万人を持つインスタントメッセンジャー「QQ」や動画配信の「騰訊視頻(テンセントビデオ)」、スマートフォン用ブラウザー「QQブラウザー」、ニュースアプリ「騰訊新聞(テンセントニュース)」、テンセントと提携するメディア上で広告を流す「優量(ユーリャン)広告」などの上で展開される広告枠(タッチポイント)の活用も可能だ。

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