2019年5月28日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、独自のオープンソースによるブロックチェーン技術「超級鏈(英語でXuperChain)」を発表した。ブランド名は「Xuper」となる。中国産のブロックチェーン技術として、中国国内でのブロックチェーン業界のエコシステム(生態系)形成を狙う。

バイドゥは独自のブロックチェーン技術の開発を発表
バイドゥは独自のブロックチェーン技術の開発を発表

 XuperChainはバイドゥが独自開発した技術であり、世界で通用するレベルの機能を持ち合わせ、かつグローバルで展開できる能力を備える。

 多数のスマートコントラクト(契約内容をブロックチェーンで管理したもの)の並列実行処理、ブロックチェーン毎にブロック追加の正当性を確認する、コンセンサスアルゴリズムの異なるブロックチェーンにおける互換性、開発者が慣れているコンピューター言語によるスマートコンストラクトのプログラミング環境などを提供する。バイドゥはブロックチェーン技術の応用をサポートすることで、より柔軟で、安全、効率的にブロックチェーンを実用化できるようにして、あらゆる業界の開発者およびビジネスニーズに対応する。

 また、バイドゥは技術基盤となる「XuperChain」だけでなく、ソリューションも展開する。司法向けソリューション 「XuperFair」、知的財産向けソリューション「XuperIPR」、データ同期向けソリューション「XuperData」、エッジコンピューティング向けソリューション「XuperEdge」、基礎技術やサービスを提供するオープンプラットフォーム「XuperEngine」といった6つの主要製品を持つ。