2019年1月24日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、「バイドゥ・アポロ・小度(シャオドゥ)車載OS」を搭載した自動車の量産が開始されたことを発表した。中国の自動車大手「奇瑞汽車(チェリー)」の新シリーズ「EXEED TX」に搭載される。業界初となる拡張現実(AR)ナビゲーションシステムと顔認証決済システムが搭載される。

 これまでの車載OSではユーザーの要望に応える受動的な会話機能が主流だったが、バイドゥの展開するOSは、ユーザーの要望を感知し、OSが主体的に話しかけてくれる。車両の故障などを運転手に通知し、検査や修理の必要性の注意を喚起したり、大気汚染がひどい状況下ではマスクの着用を勧めたり、また母の日が近づくと母への祝福を忘れないようリマインドしてくれたりと、運転手とのより自然なインタラクションを実現する。

AR技術を用いて、直感的で迷いを生じさせないルート案内を実現
AR技術を用いて、直感的で迷いを生じさせないルート案内を実現

 バイドゥのARナビゲーションシステムは、車載カメラを通じてナビゲーションのモニターに映し出される現実の道路映像上に、ルートなどのAR情報を表示し、目的地まで案内する。バイドゥの高性能な画像認識技術と位置情報技術を組み合わせることで、入り組んだ複雑な車道でも、運転手に直感的で迷いを生じさせないルートを案内する。