中国EC最大手のアリババ集団傘下で地図情報大手の高徳軟件(オートナビ)のデイリー・アクティブ・ユーザー(DAU、1日当たりの利用者数)が1億人を突破した。中国の地図サービスでは初めて1億人を超える。

 アリババの提供するスマホを通じたサービスのうち、スマホ決済の「支付宝(アリペイ)」と通販サイト「淘宝網(タオバオ)」に次いで、利用者が1億人を超えるサービスとなった。

地図サービス「高徳地図」のDAUが1億人突破したことを祝う劉総裁(2018年10月1日)(アリババのサイトより)
地図サービス「高徳地図」のDAUが1億人突破したことを祝う劉総裁(2018年10月1日)(アリババのサイトより)

 オートナビは中国全国の360の都市とすべての高速道路の交通状況を把握する。交通状況は分単位での更新が可能で、システムで把握している道路状況と実際の道路状況の正確性は90%を超える。アリババは傘下のアリクラウドと、都市におけるビッグデータの収集や交換、計算、応用などをシステム化したプラットフォーム「シティブレーン」による交通のスマート化を始めている。向こう3年間で渋滞の度合いを10%から20%低減させるという目標を掲げる。

 2018年よりオートナビはさまざまなサービス提供会社が加入するプラットフォーム「易行(イーシン)プラットフォーム」を展開、中国のほぼすべての外出関連サービスをカバーする。