中国EC最大手のアリババ集団の傘下である「天猫小店(Tモール零細店舗)」は2018年9月7日、B2B(企業間取引)専門のアリババ系商品流通プラットフォーム「零售通(リンシャオトン)」を利用している零細店舗が100万を超えたと発表した。この数は中国全体の零細店舗数の6分の1を占める。

 零細店舗は零售通を導入して天猫小店となることで、商品の仕入れや流通、販売などを全面的に効率化でき、収入の増加や消費者サービスの向上につなげることが望める。

 零細店舗は消費者需要のインサイトを得ることができ、消費者のニーズに合わせた商品の仕入れを効率よくできる。また、アリババ傘下でオンラインデリバリーサービスを提供する「餓了麼(ウーラマ)」のプラットフォームにも簡単に店舗情報を掲載することが可能だ。こうした消費者向けの販売面での支援も受けられる。

零細な小売店は「天猫小店」になることで、消費者向けにインタラクティブなサービスを提供できる(アリババのサイトから引用)
零細な小売店は「天猫小店」になることで、消費者向けにインタラクティブなサービスを提供できる(アリババのサイトから引用)

 零售通のサービスには無人自動販売機の貸し出しや零售通のネットワークを生かした仕入れのアドバイスなども含まれる。各種サービスを通じて、それまで人手に頼っていた零細店舗のオペレーションをサポートし、店舗の運営能力を向上させる。