中国のアリババ集団は2018年8月31日、傘下でクラウドサービスを手掛ける阿里雲(アリクラウド)がアジア・太平洋地域の放送局が加盟するアジア太平洋放送連合(ABU)と提携したことを発表した。クラウドサービスおよびECサービスのサポート通じて、今後の五輪大会へ向けデジタル化を推進していく。

 アリババは、自社のクラウド技術を利用した第18回アジア競技大会の映像配信サービスを事業者に提供した。

 今回の提携によりクラウドを通じた配信という新たな手段が増えたことで、小規模な放送機関でも映像受信が可能になる。従来はメディアの拠点となる国際放送センター(IBC)から衛星を通じた映像発信だったため、比較的規模が大きく放送権を持つ放送機関などに限られていた。