中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)は2018年7月11日、中国通信大手の中国聯合網絡通信集団(チャイナユニコム)と協力し、電波を発信する基地局の改良計画に着手したと発表した。これにより、基地局によるデータから分かるスムーズなゲーム対戦数は全体の対戦数の80%から87%に増え、チャイナユニコムのネットユーザーのゲーム体験が改善した。

チャイナユニコムのユーザーによる対戦ゲーム中に通信が停滞している様子(同社のサイトから引用)
チャイナユニコムのユーザーによる対戦ゲーム中に通信が停滞している様子(同社のサイトから引用)

 この計画はテンセントのゲームユーザーがネット通信を利用しているときの実体験データからフィードバックを獲得し、基地局の改良につなげることを繰り返していくというもの。継続的に分析や評価が行われるのは中国全土の数百万カ所の基地局で、チャイナユニコムはサービスを改良したり通信設備の容量を拡大したりする。

 両社はお互いの技術とリソースを持ち寄る。テンセントは運営側の基地局に厳格な評価判定基準を設定し、ネットワークの遅延や画面のブレ、データの損失、ゲーム最中の停滞の有無などから、それぞれの基地局に点数を付けランキングをつくり、ネットワークの停滞の予測を行う。チャイナユニコムは各基地局における実際のデータの監視と分析を通じて、それぞれに適した改良案を出して実行する。