中国ネットサービスの騰訊控股(テンセント)は2018年7月8日、AI(人工知能)による診断補助機能「騰訊覓影(テンシュンミーイン)」に大腸の腫瘍を検査するAIシステムを新たに追加したと発表した。

テンセントの大腸腫瘍検査AIシステムが認識したポリープ画像(テンセントのサイトから引用)
テンセントによるとポリープの位置認識の精度は96.93%、腺がん検出の精度は97.20%だという。中国初の実用例として、海軍軍医大学附属長海医院で実際に利用される予定だ。
重慶で開かれた消化器官の最新動向および研究成果が披露される「2018年中国医師協会消化内鏡医師学術大会」で発表した。
「大腸腫瘍検査AIシステム」はテンセントの騰訊覓影と国家消化病臨床医学研究センターが連携して打ち出したもので、食道がんの早期発見システムに続く新たな診断能力になる。
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