中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2018年6月11日、中国共産党の機関紙である人民日報と提携した。バイドゥがオンラインで情報発信するためのプラットフォームや各種技術を提供。新たなコンテンツサービスのほか、記事を執筆するAI(人工知能)の開発など、新たなメディアの方向性を模索する。

バイドゥと人民日報は新たなメディアプラットフォームとAI活用を発表した(バイドゥのサイトより引用)
バイドゥと人民日報は新たなメディアプラットフォームとAI活用を発表した(バイドゥのサイトより引用)

 人民日報がインターネットのメディアプラットフォームである「人民号」の発表会を開催し、そのなかでバイドゥとの提携を発表した。人民日報は提携によって実現する人民号で、2000ものメディア団体のコンテンツを提供していく。顧客を相互に送客することで相乗効果も見込んでいる。

 人民日報はバイドゥが提供するメディアプラットフォームの「百家号」を利用し、コンテンツの発信や検索、課金、フォロワー管理などの機能を活用できるようになる。バイドゥのAIを利用して、閲覧者ごとにコンテンツを最適化することも可能だ。

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