中国ネット大手のアリババ集団は2018年5月4日、2018年3月期の決算を発表した。売上高は前年度比58%増の2503億元(約4兆2500億円)と上場以来最高の成長率を記録。中核のECの売上高が同6割増の2140億元(約3兆6300億円)と全体をけん引する。EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)も、同40%増の970億元(約1兆6500億円)と伸張した。

アリババの2018年3月期決算資料(同社サイトより引用)
アリババの2018年3月期決算資料(同社サイトより引用)

 クラウドサービスの「阿里雲(アリクラウド)」の売上高が前年度比101%増の134億元(約2200億円)と高い成長を見せている。それ以外では、デジタルメディアおよびエンターテインメントが同33%増の196億元(約3300億円)、技術開発や新規事業などは同10%増の33億元(約560億円)であった。

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