アリババ集団は2018年3月19日、シンガポールのインターネット通販大手のラザダに20億ドル(約2120億円)を追加投資すると発表した。2016年4月に10億ドル(約1060億円)を投資して経営権を獲得して以来、これまでの総投資額は40億ドル(約4240億円)に上る。中国以外のアジア圏でのビジネス拡大を図る狙いがある。

アリババが投資したラザダのフルフィルメントセンターでの作業(写真提供:ラザダ)
アリババが投資したラザダのフルフィルメントセンターでの作業(写真提供:ラザダ)

 アリババ共同創業者18人のうちの1人で、アリババが展開するモバイル・オンライン決済プラットフォームであるアント・フィナンシャルの元CEO(最高経営責任者)であるルーシー・ペン氏をCEOに就任させ、ラザダ現CEOのマクシミリアン・ビットナー氏は顧問に退いた。

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