Watcher 中国テックジャイアント
アリババ、テンセント、バイドゥの中国のテックジャイアント3社は、一体どのような人工知能(AI)やビッグデータの活用戦略を進めているのか。BATと呼ばれる3社のAIや自動運転、電子コマースや流通などイノベーションの最前線を、中国現地の専門家によるレポートなどから浮き彫りにします。原則として毎週BAT3社それぞれの情報をお伝えしていきます。
  • アリババ「独身の日」取扱高は過去最高の4兆円超、勢いは衰えず
    2019.11.18
    アリババ「独身の日」取扱高は過去最高の4兆円超、勢いは衰えず
    2019年11月11日、中国EC最大手のアリババ集団が毎年独身の日に開催する最大ネットショッピングセール「Tモール・ダブルイレブン・グローバル・ショッピング・フェスティバル」が午前0時に開始し、中国全土で爆発的にネットショッピングが行われた。この大規模セールによる取扱高は毎年大きく成長し、19年は開始24時間で総取扱高が約2684億元(約4兆1000億円)となり、過去最高記録を更新した。
  • テンセント ブロックチェーン電子領収書の国際標準を確立へ
    2019.11.14
    テンセント ブロックチェーン電子領収書の国際標準を確立へ
    2019年11月2日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、自社のメディアでブロックチェーン(分散型台帳)技術を活用した電子領収書の標準案「General Framework of DLT based invoices」を確立できる見込みが立ったと発表した。情報通信技術(ICT)分野の国際標準化を行っている国際電気通信連合電気通信標準化部門(ITU-T)が開いた会合にて、深セン税務局と中国の研究機関である中国信通院と共同で、同案の標準化を提案した。
  • バイドゥが決済市場に再参戦、顔認証決済技術を提供
    2019.11.05
    バイドゥが決済市場に再参戦、顔認証決済技術を提供
    2019年10月20日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、中国浙江省桐郷市烏鎮で開かれた第6回世界インターネット大会で、中国の銀行間決済ネットワークを運営する中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)と国内60以上の銀行と提携して、顔認証決済サービスを開始することを明らかにした。
  • アリババ ユニバーサル北京と提携しパークをデジタル化へ
    2019.10.31
    アリババ ユニバーサル北京と提携しパークをデジタル化へ
    2019年10月17日、中国EC最大手のアリババ集団とユニバーサル北京リゾートは戦略提携を締結した。ユニバーサル北京リゾートは、自社テーマパークの運営にアリババの技術を活用する。テーマパーク内でスマートなサービスの提供を目指すと同時に、世界のテーマパーク産業に通じる管理および運営の新たな標準の確立を目指す。
  • テンセント ブロックチェーンのホワイトペーパーを公開
    2019.10.29
    テンセント ブロックチェーンのホワイトペーパーを公開
    2019年10月19日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、ブロックチェーンに関するホワイトペーパーを正式に公開した。内容は、19年のブロックチェーン業界トレンドの分析とブロックチェーンの産業化に対する構想およびその進捗への考察、テンセントのブロックチェーン業界における実践と成果を発表するものだ。
  • バイドゥ 滄州市で30枚の自動運転ナンバープレートを取得
    2019.10.24
    バイドゥ 滄州市で30枚の自動運転ナンバープレートを取得
    2019年10月11日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、中国河北省石家荘市で開かれた2019中国国際デジタル経済博覧会で、滄州市人民政府から自動運転車専用ナンバープレート30枚を獲得した。両者は戦略提携協議書を締結し、バイドゥが持つAI(人工知能)や自動運転、クラウドコンピューティング、ビッグデータなどの技術を滄州市へ応用し、同市のスマート化を進める。
  • アリババ 9月のテクノロジーカンファレンスで成果を開示
    2019.10.17
    アリババ 9月のテクノロジーカンファレンスで成果を開示
    2019年9月25日から27日にかけて、中国EC最大手のアリババ集団は、本社を置く浙江省杭州市で年次最大のテクノロジーカンファレンス「2019 杭州・雲栖大会」を開催した。今回のテーマは、「数・智(数はデジタル化、智はスマート化の意味)」とし、来場者は6万人を超え、200人余りの科学者が先端技術について講演した。
  • テンセント 顔認証による地下鉄乗車サービスを高齢者に開放
    2019.10.15
    テンセント 顔認証による地下鉄乗車サービスを高齢者に開放
    2019年9月20日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、深セン市で顔認証技術を活用した地下鉄乗車サービスを開始した。60歳以上の高齢者を対象に、深セン市の地下鉄11号線のすべての駅に設置される顔認証システム専用の改札機を通じて、無料で乗車できる。
  • バイドゥ 自動運転タクシーの一般市民向け試験運営の開始を発表
    2019.10.10
    バイドゥ 自動運転タクシーの一般市民向け試験運営の開始を発表
    2019年9月26日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、中国湖南省の長沙市で自動運転タクシー「Apollo Robotaxi(アポロ・ロボタクシー)」の試験運営を正式に開始すると発表した。発表当日から、長沙市の一般市民はバイドゥの「Apollo」のホームページ上で申請することで、ユーザーとして乗車体験できる。
  • アリババのAIスピーカー、スタバのコーヒーを家で注文可能に
    2019.10.03
    アリババのAIスピーカー、スタバのコーヒーを家で注文可能に
    2019年9月18日、中国のネット通販最大手のアリババ集団は、米コーヒーチェーン大手スターバックスのメニューを注文できるスターバックス特別版スマートスピーカーをリリースしたと発表した。左手に一杯のコーヒー、右手に一冊の小説を持ちながら、ジャズのかかったカフェのような楽しみ方を自宅で楽しむことができる。
  • テンセント 中国広州で顔認証による地下鉄乗車を可能に
    2019.09.24
    テンセント 中国広州で顔認証による地下鉄乗車を可能に
    2019年9月9日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は広州地下鉄と提携し、中国国内初の都市軌道交通スマートブレインOS「穂騰(スイテン)OS」を打ち出した。中国広州の広州塔(広州タワー)駅でスイテンOSが実用化され、スマート地下鉄のモデルとされた。
  • バイドゥ 「ABCサミット2019」の開催でAIの産業化を加速
    2019.09.20
    バイドゥ 「ABCサミット2019」の開催でAIの産業化を加速
    2019年8月29日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)のクラウドサービス「百度智能雲(バイドゥAIクラウド)」は、中国北京で「百度雲智峰会(バイドゥABCサミット2019)」を開催した。 ABCは、「AI」「ビッグデータ」「クラウドコンピューティング」の総称。バイドゥAI クラウドはいかにしてAI(人工知能)の産業化を加速し、第4次産業革命を後押しするのか。
  • アリババ 決済アプリ「アリペイ」でユーザー情報保護を呼びかけ
    2019.09.10
    アリババ 決済アプリ「アリペイ」でユーザー情報保護を呼びかけ
    2019年8月23日、中国EC最大手のアリババ集団の傘下であるアント・フィナンシャル・サービスグループは、運営する電子決済サービス「支付宝(アリペイ)」において、中国国内で初めて「生体認証におけるユーザーのプライバシー保護とセキュリティーについてのイニシアチブ」を打ち出した。関連するテクノロジー企業に、イニシアチブへの参加を呼びかけた。
  • テンセントが健康関連リポートを公開 高年齢層に商機見いだす
    2019.09.05
    テンセントが健康関連リポートを公開 高年齢層に商機見いだす
    2019年8月26日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のネット広告を手掛ける「騰訊広告(テンセント広告)」は、中国の健康事情に関する分析リポート「大健康業界データ洞察報告2019」を自社のメディアで取り上げた。19年上半期における健康に関連するコンテンツ配信のトレンドおよび高年層のネットユーザーの実態を探った内容となっている。
  • バイドゥ Q&Aサイト大手に戦略投資でコンテンツを強化
    2019.09.02
    バイドゥ Q&Aサイト大手に戦略投資でコンテンツを強化
    中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は2019年8月12日、中国のQ&Aサイト大手「知乎(ジーフー)」のシリーズFの資金調達に応じた。バイドゥにとっては戦略的な投資で、両社は今後さらに提携を深める方針だ。ジーフーが持つ億単位の高品質なQ&Aコンテンツが、バイドゥの検索サービスやコンテンツ提供サービス等と連携する。
  • アリババ 19年4~6月期決算の連結売上高が前年同期比42%増へ
    2019.08.29
    アリババ 19年4~6月期決算の連結売上高が前年同期比42%増へ
    2019年8月15日、中国EC最大手のアリババ集団は19年第2・四半期決算(19年4~6月)を発表した。今期は、リテール事業と、ネット出前サービス「餓了麼(ウーラマ)」、クラウドサービスを手掛ける「阿里雲(アリクラウド)」の3つの事業が収入を増やして大きく成長。売上高は前年同期比42%増の約1149億2400万元(約1兆8387億円)となった。
  • テンセント 5G時代を見据えて本格的なクラウドゲームを実現
    2019.08.19
    テンセント 5G時代を見据えて本格的なクラウドゲームを実現
    2019年8月2日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)のクラウドサービス「騰訊雲(テンセントクラウド)」は、クラウド技術を通じてゲームをプレーできるクラウドソリューションを発表。中国上海で開幕したアジア最大のゲーム見本市「チャイナジョイ2019」の場内にお試しプレーが可能な体験ブースも設置した。
  • バイドゥの言語認識技術、16項目のタスクで米グーグルをしのぐ
    2019.08.09
    バイドゥの言語認識技術、16項目のタスクで米グーグルをしのぐ
    2019年7月31日、中国インターネット検索最大手の百度(バイドゥ)は、AI(人工知能)を活用した言語認識において、言語の意味を理解する自然言語処理モデルの新バージョン「ERNIE 2.0」を発表した。バージョン1.0に続き、英語を扱う言語認識能力が一層強化された。
  • アリババのクラウド事業、チベット自治区でスマート都市を建設
    2019.08.06
    アリババのクラウド事業、チベット自治区でスマート都市を建設
    2019年7月23日、中国EC最大手のアリババ集団の傘下で、クラウド事業を手掛ける「阿里雲(アリクラウド)」は、中国チベット自治区の拉薩(ラサ)市人民政府とスマートシティの建設で提携した。アリクラウドは、クラウドコンピューティング技術とAI(人工知能)、スマートシティの建設における人材と技術力を提供し、ラサ市を中心にチベット自治区のデジタル産業を構築する。
  • テンセントと深セン地鉄集団が提携強化、スマート地下鉄の建設へ
    2019.08.01
    テンセントと深セン地鉄集団が提携強化、スマート地下鉄の建設へ
    2019年7月16日、中国ネットサービス大手の騰訊控股(テンセント)は、中国深センで地下鉄を運営する深セン地鉄集団と、地下鉄のハイテク化及びスマート化で提携を強化した。クラウドコンピューティングやビッグデータ、AI(人工知能)、IoTなどの技術を地下鉄に応用し、イノベーションの創出を図る。

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