以前に紹介した令和2(2020)年改正個人情報保護法(参考記事「個人情報保護法改正法案が成立 意義とビジネスへの影響【前編】【後編】」)の施行に向けて、施行に必須である政令・規則・ガイドラインなどの整備が進められている。政令および規則については20年12月25日にドラフトが公表され、パブリックコメントの募集が行われていた。政令および規則によって何が明らかになるのか、中崎尚弁護士に聞いた。
Q1 令和2(2020)年改正個人情報保護法はいつ施行されるのか。施行までのスケジュールはどうなっているのか。
A1 20年改正個人情報保護法は20年6月に成立した。2年以内に施行されることになっている。施行までに、政令・規則・ガイドラインなどの整備が行われることになっていて、おおよそ以下の図表のスケジュールで進められることが、個人情報保護委員会より発表されている。
このうち政令・規則については、20年12月25日にドラフトが公表され、21年1月25日までパブリックコメントの募集が行われていた。現在、寄せられたコメントを踏まえた検討が進められており、21年3月ごろに最終の確定版が公表される予定だ。
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