2017年に医療法が改正され、その後、18年に新たな医療広告ガイドライン等が作成された。これによりWebサイトの変更を迫られる医療機関も出現するなど、規制が強化された。改正された医療法やガイドラインが医療機関に与える影響などについて、フランテック法律事務所代表の金井高志弁護士に聞いた。

Q1 17年に医療法が改正され、その後、18年に新たな医療広告ガイドライン等が作成された経緯は?

A1 医療サービス、特に美容医療サービスに関する消費者トラブルの相談件数が増加している現状を踏まえ、医療機関のWebサイトにおける情報提供が問題とされ、医療広告に関する規制について見直しが行われることとなった。そこで、17年に医療法が改正された(18年6月施行)。その後、18年6月に新たな厚生労働省の医療広告ガイドラインが施行され、同年8月にはその医療広告ガイドラインに関するQ&Aが作成された。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する