作曲、記事、デザイン、画像加工……。AI(人工知能)によるコンテンツが着々と広がっている。コンテンツを膨大かつ安価に提供できるAI創作に著作権が認められれば、勝手な流用を防げる一方、創作に関わる人間はその著作権侵害も心配しなければならない。果たしてAI創作に著作権はあるのか。著作権に詳しい骨董通り法律事務所 For the Artsの福井健策弁護士に聞いた。

Q1 AI創作の現状はどうなっているのか?

A1 AI(人工知能)が人間の領域に次々進出している。今後10~20年の間に約半数の職はAIとロボティクスに奪われるという。でも、創作と発明は大丈夫。それは人間の最後の聖域で、AIにヒトのような感性とひらめきは無理さ──これは根強い意見だろう。確かに、例えばAIがゴッホや宮沢賢治レベルの画期的な創作をする未来は、なかなか想像できない。ただ、にもかかわらずAI創作は現に着々と広がっている。表は、この数年で報道された中で特に目に付いたものだ。

着々と商用化が広がるAIコンテンツに著作権はあるのか?(画像)
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