SHOWROOM社長の前田裕二氏は自分自身のために消費をする「利己的消費」は、既に限界を迎えていると見る。新消費のキーワードは「利他的消費」だ。「心のスキマ」を埋めることを求める、現代の消費心理を前田氏はどう分析するのか。

前田裕二氏 SHOWROOM社長。1987年東京都生まれ。2010年に早稲田大学政治経済学部を卒業後、UBS証券に入社。11年、UBS Securities LLCに移りニューヨーク勤務を経た後、13年にディー・エヌ・エー(DeNA)入社。同社でライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM(ショールーム)」を立ち上げる。15年に当該事業をスピンオフ、SHOWROOMを設立し、現職。ソニー・ミュージックエンタテインメントからの出資を受け、合弁会社化。17年6月に初の著書『人生の勝算』を出版
鹿毛康司(以下、鹿毛) 「SHOWROOM」では共感を有料のデジタルギフトアイテムによる“投げ銭”でお金に変える仕組みを作り上げていますよね。
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