携帯電話に代わる事業の柱は育つのか。NTTドコモが新規事業開発を推進するためデザイン思考を活用し、2030年の社会像について議論している。iモード事業を推進した担当者が、人事や経営企画をも巻き込むワークショップを実施。アート的な手法を取り入れながら、「手触り感のある未来」を描き出す。

3日間のワークショップで、2030年のコミュニケーションを分析し、サービスのアイデアを考えた
3日間のワークショップで、2030年のコミュニケーションを分析し、サービスのアイデアを考えた
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 NTTドコモは新規事業創出プログラム「39works」を立ち上げ、新規事業開発で成果を上げつつある。同プログラムを推進するイノベーション統括部グロース・デザイン担当の笹原優子担当部長と、同プログラムのビジョンデザインをサポートした佐宗邦威氏が、個人の思いを起点に未来のシナリオを描いたプロジェクトのプロセスについて語り合った。

今回のテーマ:共創によるビジョンデザインとアート的手法の導入

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