パワーカップルや準パワーカップルと呼ばれる人たちがいる。夫婦共働きで高収入。生活水準が高く、経済的に余裕がある、世帯年収1200万円以上の30~49歳既婚女性が好むブランドとは?

30~49歳×有職者の既婚女性×世帯年収1200万円以上 お小遣い7万円弱(イラスト/木山綾子)
(イラスト/木山綾子)

 約3万人の消費者を対象に、さまざまな調査を実施しているマクロミル ブランドデータバンク。今回は、最新の調査結果(第35期、2022年7月)から、「30~49歳×有職者の既婚女性×世帯年収1200万円以上」のデータに着目。この層の女性が好む、さまざまな領域のブランドトップ3をピックアップした。

 この層の女性は、10~60代の女性全体1万5287人のうち109人と限られた人たち。平均世帯年収1451万円、月の平均小遣い6万9406円と、どちらも10~60代の男女全体の2倍以上となっている。平均個人年収は544万円で、こちらも全体平均を大きく上回っている。

 この層の女性を今回の分析対象としたのは、パワーカップル、もしくは準パワーカップルと呼ばれる人々を想定したもの。共働きで夫婦ともに高収入。しっかり働き、しっかり稼ぎ、しっかりお金を使いそうな女性たちは、どんなブランドを好んでいるだろうか。

ファッション小物は海外ブランド

 ランキングを見ると、化粧水は、1位「SK-II」、「エリクシール シュペリエル」、3位「敏感肌(無印良品)」だ。この中で、女性全体ランキングと比較してこの層が特に好むのが、SK-IIとエリクシール シュペリエルだ。

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