スマートフォンの普及によって、もはや必需品ではなくなった腕時計。さらにスマートウオッチの登場で人気ブランドが大きく様変わりした今、40~44歳の男女はいったいどんな腕時計ブランドを好んでいるだろうか?

 マクロミル ブランドデータバンクが国内の消費者約3万1000人に実施した最新の調査結果(2022年7月調査)から、「好きな腕時計」の項目に着目。10~60代の男女全体の調査結果と比較して、40~44歳の男女が好む腕時計を調査した。

 40~44歳男性は、男性全体1万5392人のうち1470人で、月の小遣いの平均は3万3740円。これは、男性全体の金額(3万6203円)よりやや低い。既婚率は54.7%で、45.1%に子供がおり、13.1%が月に10万円以上貯蓄している。

 40~44歳女性は、女性全体1万5287人のうち1598人で、月の小遣いの平均は2万5525円。これも、女性全体の金額(2万7633円)よりやや低い。既婚率は65.5%で、51.5%に子供がおり、9.6%が月に10万円以上貯蓄している。

 この層の男女は、ユーザーデータからではこれといった特徴を見いだしにくい、昭和後期生まれの人々だ。

全体首位は15年発売の「アップル」

 全体ランキングは、1位「アップル」となった。アップルは15年に「Apple Watch」を発売し、以降、定期的に新モデルをリリース。22年9月発売の最新モデルは、健康管理や安全機能を搭載している。

 スマートウオッチならではの充実した機能によって発売からわずか数年で多くの支持を集め、すでに、腕時計ブランドの新たなスタンダードとなっている。

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