約3万人を対象としたインターネット調査により、日本人の消費生活の実態に迫る連載企画。今回は、25~29歳で個人年収400万円以上の女性たちはどんなブランドを好むのかを見ていく。同世代の女性と比べて、月の平均小遣いは2万6000円も多い。お金に余裕がありそうな彼女たちの消費行動を分析した。
マクロミル ブランドデータバンクが約3万3000人に実施した最新の調査結果(2021年1月実施)から、25~29歳の女性のうち個人年収400万円以上の人々の調査結果に着目した。
20代後半の彼女たちは、1992~1996年生まれのミレニアル世代とZ世代。どちらの世代も、子供時代からパソコンやネットに親しみ、「デジタルネーティブ」と呼ばれる。
25~29歳女性は、調査対象約3万3000人のうち1626人。そのうち、個人年収400万円以上と答えたのは220人で、25~29歳女性の14%ほど。
25~29歳女性の月の平均小遣いは3万134円だ。対して、年収400万円以上の25~29歳女性は平均5万6405円で、自由に使える金額が毎月2万6000円ほど多いことになる。
化粧品メーカーは「アルビオン」
お金に余裕がありそうな個人年収400万円以上の25~29歳女性は、どんなブランドを好んでいるだろうか。同世代の女性の好みと比較しながら、この層の女性が好きなブランドのトップ3を分野ごとに見ていく。
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