約3万人を対象としたインターネット調査により、日本人の消費生活の実態に迫る連載企画。今回は、15~19歳の男女が好む無料動画サービスを分析。コロナ禍で外出が制限されるなどして家庭での時間が増えた中、10代後半の若年層はどんな無料動画サービスを利用し、どんな時間を過ごしているだろうか。

 マクロミル ブランドデータバンクが国内の消費者約3万3000人に実施した最新の調査結果(2021年1月実施)から、「よく利用している無料動画サービス」の調査結果に着目。10代後半の男女がどんな無料動画サービスを好み、利用しているか。10~60代の男女全体の調査結果とそれぞれ比較、分析した。

 調査対象となった15~19歳男性の月の小遣いは平均1万1657円。これは、男性全体(3万5785円)の3分の1ほど。15~19歳男性は91.0%が学生で、働いているのは6%ほどだ。

 15~19歳女性の月の小遣いは平均1万3186円。女性全体(2万5112円)と比べて1万円以上低い。15~19歳女性は92.0%が学生で、5%ほどが働いている。

 調査対象となった15~19歳の男女はほとんどが被扶養者で、学生が多くを占める。毎月使える金額は1万円強で、購買能力はさほど高くない。

お金はなくても動画サービスが好き

 「よく利用している無料動画サービス」の回答率を見ると、男性全体は54.6%、女性全体では47.7%に対して、15~19歳男性70.1%、15~19歳女性76.9%となっている。これらの結果からは、10代後半の男女は無料動画サービスの利用度が高いと分かる。

 15~19歳男性の趣味を見ると、「動画視聴(インターネット・配信サービスなど)」は54.1%で、これは男性全体の34.1%より20ポイントも高い。15~19歳女性の同項目は61.3%で、これは女性全体の29.6%の倍以上だ。

 使える金額は少ないものの、動画サービスは大好き。だから無料動画を積極的に利用する。それが、10代後半の若年層の姿だ。

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