約3万人を対象としたインターネット調査により、日本人の消費生活の実態に迫る連載企画。今回は、20代後半の好みの雑貨・インテリアショップを調査した。コロナ禍で、家で過ごす時間も家で働く時間も増え、身の回りの雑貨やインテリアに注目が集まるが、人気のブランドは?
マクロミル ブランドデータバンクが国内の消費者約3万人に実施した最新の調査結果(2021年1月実施)から、「よく利用している雑貨・インテリアショップ」をピックアップ。10~60代の男女全体の結果と比較して、25~29歳はどんな雑貨・インテリアショップを好むのか。男女それぞれの結果を分析した。
25~29歳の男性は1577人で、月の平均小遣いは3万3976円。これは、男性全体と比較して2000円ほど低い。25~29歳の女性は1626人で、月の平均小遣いは3万134円。女性全体と比べて5000円ほど高くなっている。
25~29歳の男性の既婚率は25.1%で、子供が1人以上いるのは15.0%。興味関心があることに「雑貨・インテリア」と答えたのは7.8%にとどまった。
25~29歳の女性の既婚率は42.5%で、子供が1人以上いるのは24.0%。興味関心があることに「雑貨・インテリア」を挙げたのは27.4%となった。
同世代であっても、毎月自由に使える金額も世帯状況も、雑貨・インテリアへの興味関心も男女で大きく異なるのが、20代後半の消費者のリアルな姿だ。
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