約3万人を対象としたインターネット調査により、日本人の消費生活の実態に迫る連載企画。今回は「ミレニアル世代」と「ポスト団塊ジュニア世代」のデータを抽出し、比較した。世代ごとの特徴や価値観、好みのブランドにはどんな違いがあるだろうか。
ブランドデータバンクが国内の消費者約3万人に実施した調査結果(2019年6月)で分析した。ミレニアル世代は、平成初期の1989~95年生まれの人々とした。現在、24~30歳で、「iPhone」が誕生した2007年に12~18歳。中高生の頃から、ネットもSNSも動画サービスも、当たり前のように使いこなしてきたデジタルネイティブの世代だ。
対するポスト団塊ジュニア世代は、75~84年生まれの人々とした。大きく見ればギリギリアラフォーと言える現在35~44歳で、バブルを知らない世代。中高生でコギャルブーム、働こうと思ったら就職氷河期に直面するという、微妙な世紀末を過ごしてきた。
最大で20歳も年が離れた両世代の間には、いったいどんな違いや共通点があるのだろうか。
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