資生堂「アネッサ」や花王「ビオレUV」といった強豪をごぼう抜きし、ドラッグストアにおける販売数量(True Data調べ)でトップに躍り出た意外な日焼け止めがある。ロート製薬の「スキンアクア トーンアップUVエッセンス」だ。
日焼け防止や塗り心地を競うのが定石のなか、「肌の色をきれいに見せる」驚きの付加機能を訴求。税込み700円台という手ごろな価格も受け、高校生や大学生などが飛び付いた。POSデータで見ても、「UVケア商品のなかで圧倒的に若い世代に売れている」(True Dataデータアナリストの原菜穂子氏)。2018年2月の発売から7カ月で、当初計画の3倍を売るスタートダッシュを決めた。
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