データで読み解くヒット
発売直後で売り上げ好調な商品をピックアップし、ヒットの要因が何かを様々な市場データの深掘り分析から解き明かす。
  • 「ジップロック」が“脱キッチン”の裏ワザや異色コラボで躍進
    第16回
    2019.11.19
    「ジップロック」が“脱キッチン”の裏ワザや異色コラボで躍進
    食品保存用バッグの代名詞さながら、圧倒的なシェアを誇る「ジップロック」(旭化成ホームプロダクツ)。競合がほぼ不在のなか、課題はいかにパイを広げるのかだった。たどり着いたのは、キッチンから出ること――。その結果は。
  • モンスターエナジー、レッドブルを突き放したマーケ施策とは?
    第15回
    2019.10.17
    モンスターエナジー、レッドブルを突き放したマーケ施策とは?
    拡大を続けるエナジードリンク市場。世界シェアトップは「レッドブル」だが、国内のドラッグストアやスーパーマーケットのPOSデータで見ると、「モンスターエナジー」(アサヒ飲料)が大差でレッドブルをリードする(True Data調べ)。その秘密は、若者への集中マーケティングだった。
  • 花王が洗顔シートで王者ギャツビーを逆転へ 敵の弱点を徹底訴求
    第14回
    2019.09.09
    花王が洗顔シートで王者ギャツビーを逆転へ 敵の弱点を徹底訴求
    洗顔シート市場で約7割のシェアを維持してきた「ギャツビー」(マンダム)に王座陥落の危機が来た。下克上に向けて名乗りを上げたのは、万年2番手の「メンズビオレ 洗顔シート」(花王)だ。
  • 「映え」追求でジャンル首位に 「スキンアクアトーンアップUV」
    第13回
    2019.08.26
    「映え」追求でジャンル首位に 「スキンアクアトーンアップUV」
    資生堂「アネッサ」や花王「ビオレUV」といった強豪をごぼう抜きし、ドラッグストアにおける販売数量(True Data調べ)でトップに躍り出た意外な日焼け止めがある。ロート製薬の「スキンアクア トーンアップUVエッセンス」だ。
  • 無糖人気への逆張りで大人の女性を魅了「紅茶花伝 クラフティー」
    第12回
    2019.03.08
    無糖人気への逆張りで大人の女性を魅了「紅茶花伝 クラフティー」
    無糖や低カロリー飲料が人気を集めるなか、非本流ともいえる“果汁たっぷりの甘い紅茶”が市場を席巻している。それが、コカ・コーラシステムの「紅茶花伝 クラフティー」だ。
  • 洗浄力アピール封印で“巨人”を猛追、お風呂の「ルック」新製品
    第11回
    2019.02.07
    洗浄力アピール封印で“巨人”を猛追、お風呂の「ルック」新製品
    浴室用洗剤の大型新人が「ルックプラス バスタブクレンジング」(ライオン)だ。浴槽に洗剤を吹きかけ、スポンジで“こすらず”洗い流すだけの革新性に消費者が飛び付き、スタートダッシュを果たした。
  • 辛味スナック「カラムーチョ」人気再燃 40~50代にも大反響
    第10回
    2019.01.22
    辛味スナック「カラムーチョ」人気再燃 40~50代にも大反響
    1984年に発売された辛味スナックの元祖「カラムーチョ」(湖池屋)。調査会社True DataのPOSデータによれば、スナック全体の売り上げが伸び悩む逆境下で前年比2~3割増の売り上げを継続している。80年代のブレイク後に売り上げが激減し、その後徐々に盛り返していたなか、一挙に花開いた。
  • 午後の紅茶「無糖」がSNS広告で大躍進 男心をどうくすぐったか
    第9回
    2019.01.11
    午後の紅茶「無糖」がSNS広告で大躍進 男心をどうくすぐったか
    紅茶飲料市場でシェア6割と圧巻の存在感を誇る「キリン 午後の紅茶」シリーズ。そのなかで大躍進を遂げているのが、「キリン 午後の紅茶 おいしい無糖」。2011年に定番3商品に次ぐ“4本目の矢”として、「おにぎりと合う」を宣伝文句に無糖カテゴリーに進出すると、30~40代男性に支持されてヒットした。
  • 売り上げ急伸「プチッとごはんズ」 高齢化市場で若い世代が支持
    第8回
    2018.11.08
    売り上げ急伸「プチッとごはんズ」 高齢化市場で若い世代が支持
    2018年2月に発売し、2カ月で321万食を出荷して定番化を果たしたのが、米飯液体調味料(ご飯のもと)の「プチッとごはんズ」(エバラ食品工業)だ。残り物のご飯と卵を使い、炒めればチャーハン、煮込めば雑炊になる“二刀流”が特徴。1人分から調理できる個食対応も人気の理由だ。
  • トレンド逆張りの幅広ヘッド歯ブラシ 「時短」推しCMで人気爆発
    第7回
    2018.10.09
    トレンド逆張りの幅広ヘッド歯ブラシ 「時短」推しCMで人気爆発
    歯ブラシはヘッドが小型のものが主流のなか、2018年に市場の約14%を占めるまでに急伸しているのが、真逆ともいえる「幅広ヘッド」。11年に業界で初採用し、約5割のシェアを誇るのがエビスの「プレミアムケアシリーズ」だ。
  • 激売れ「お~いお茶」 20代女性の心つかんだ、逆張りの一手
    第6回
    2018.09.06
    激売れ「お~いお茶」 20代女性の心つかんだ、逆張りの一手
    緑茶飲料の代名詞、「お~いお茶」(伊藤園)の新商品が2018年5月に登場し、コンビニで垂直立ち上げを果たした。その名は「お~いお茶 新緑」。コンビニの販売ランキングでは、茶系飲料で初週に3位を記録し、本家お~いお茶に肉薄した。
  • 気ままな猫でもなめ続ける最強おやつ「CIAOちゅ~る」
    第5回
    2018.08.10
    気ままな猫でもなめ続ける最強おやつ「CIAOちゅ~る」
    2017年、猫の推計飼育頭数が犬を超えて市場が拡大。なかでも売り上げが激増している猫用商品がある。いなばペットフードのおやつ「CIAOちゅ~る」だ。投稿動画CMの放送以降、売り上げの指標である買物指数は伸び続け、食事タイプのCIAOをしのぐまでに成長している。
  • 洗濯用「ウタマロ石けん」 まさかのV字回復に、意外な用途
    第4回
    2018.07.18
    洗濯用「ウタマロ石けん」 まさかのV字回復に、意外な用途
    発売後60年が過ぎたレトロな商品が、大きなブランド変更などもせずにまさかのV字回復を遂げている。洗濯用の「ウタマロ石けん」だ。昨年の年間売上個数は、10年前の約6倍となる約1200万個にも達した。意外な用途に気づいたことがきっかけだった。
  • ダブルの“菌押し”納豆がブレイク 西日本で「つゆだく」が躍進
    第3回
    2018.06.07
    ダブルの“菌押し”納豆がブレイク 西日本で「つゆだく」が躍進
    納豆市場は2016年に2184億円と過去最高を記録し、その後も好調を維持している空前の納豆ブームのなか、スーパーマーケットのPOSデータを見ると、定番商品が上位ひしめく間に食い込む新顔があった。タカノフーズの「おかめ納豆 すごい納豆 S-903」だ。
  • 変化を捉えて代打から定番へ「カップヌードル 欧風チーズカレー」
    第1回
    2018.05.07
    変化を捉えて代打から定番へ「カップヌードル 欧風チーズカレー」
    昨年4月以降、新発売でもないのに売り上げが突然跳ねた商品がある。日清食品の「カップヌードル 欧風チーズカレー」だ。リニューアルも新CMもなく、「特別なマーケティングをしたわけではない」(日清食品・藤野誠ブランドマネージャー)。それにもかかわらず売れたのは、市場の風を見逃さない営業戦略があったからだ。
  • ビールに次ぐ“新食中酒”「-196℃ ストロングゼロ」の快進撃
    第2回
    2018.04.11
    ビールに次ぐ“新食中酒”「-196℃ ストロングゼロ」の快進撃
    酒類市場が縮むなか、逆に伸び続けているのが、缶チューハイなどのRTDだ。特に度数が8〜9%の高アルコールタイプは成長株。この5年で、市場規模は2倍以上に膨れた。その牽引役が、サントリースピリッツの「―196℃ ストロングゼロ」。月間の売上額(1店当たり)で見ると、17年は年間を通じて前年比を上回る快進撃を続ける。

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