日本自動車販売協会連合会が2019年3月1日に発表した2月の乗用車(普通車・小型車)の新車販売台数は26万1007台で、前年同月比0.5%増となり2カ月連続で前年同月を上回った。
同連合会が3月6日に発表したブランド別新車販売台数概況によると、乗用車(普通車・小型車)の合計は、トヨタ自動車が11万6643台(前年同月比1.5%増)だったのに対し、日産自動車は3万5617台(同8.0%減)と3カ月連続で前年同月を下回った。ゴーン・ショックが、いまだに尾を引いているようだ。
同じく3月6日に発表した乗用車ブランド通称名別順位では、トップは日産「ノート」の1万2910台(同6.2%減)で、2カ月連続で前年を下回りながら、2カ月連続で首位だった。2位はトヨタ「プリウス」の1万1867台(同3.1%増)で、18年12月に行ったマイナーチェンジ効果が現れたようで、16年11月以来の27カ月(2年3カ月)ぶりに前年同月を上回った。3位はトヨタ「アクア」1万1275台(同1.0%増)、4位は日産「セレナ」1万933台(同5.0%増)、5位がトヨタ「ヴォクシー」9125台(同11.2%増)だった。
軽乗用車はホンダ「N-BOX」が18カ月連続でトップ
3月6日に全国軽自動車協会連合会が発表した軽乗用車の2月の通称名別新車販売速報によると、販売台数1位はホンダ「N-BOX」で2万391台だった。前年同月比7.3%減だったが18カ月(1年6カ月)連続でトップの座を守った。2位はスズキ「スペーシア」で1万5825台(同16.2%増)、3位はダイハツ「タント」の1万5161台(同17.4%増)だった。
日本自動車輸入組合が3月6日に発表した2月の輸入乗用車ブランド別新車販売台数は、1位はメルセデス・ベンツで5138台(同1.4%増)、2位はフォルクスワーゲンの3984台(同1.0%増)、3位はBMWで3647台(同0.5%増)だった。