日本電機工業会(JEMA)が2019年2月25日に発表した民生用電気機器(いわゆる白物家電)の2019年1月の国内出荷金額は約1625億円で、前年同月比2.7%増と9カ月連続のプラスとなった。

 消費者の高付加価値製品に対するニーズは継続しており、ルームエアコン、電気洗濯機がプラスとなり、白物家電全体では高い水準を維持している。

 ルームエアコンの1月の出荷金額は471億7500万円(前年同月比17.0%増)で、出荷台数は57万台(同10.7%増)だった。金額、台数とも12カ月(1年)連続で前年同月を上回り、またいずれも7カ月連続で2桁伸長している。暖房としての利用も増えており、1月単体で見ても高い水準を維持している。

 電気冷蔵庫の1月の出荷金額は228億円(同4.6%減)で、台数は22万台(同2.3%減)だった。金額は3カ月ぶりのマイナス、台数も4カ月ぶりのマイナスとなった。容量別では「401L以上」の大型タイプの出荷台数は9万台(同7.3%増)と3カ月連続のプラスとなった。

 電気洗濯機の1月の出荷金額は281億1100万円(同3.0%増)で、出荷台数は37万5000台(同2.6%減)だった。金額は7カ月連続のプラスだったが、台数は2カ月連続のマイナスとなった。「洗濯乾燥機」の出荷台数は8万3000台(同6.9%増)となり、7カ月連続のプラスとなった。「ドラム式」が堅調に推移している。

掃除機は縦型、レンジは単機能が伸びる

 電気掃除機の1月の出荷金額は66億4000万円(同5.3%減)だった。出荷台数は30万9000台(同13.5%減)となり、4カ月ぶりのマイナスとなった。そうした中、利便性から縦型(スティック型)は好調を維持している。

 電子レンジの1月の出荷金額は71億1400万円(同6.6%減)だった。出荷台数は27万1000台(同1.4%減)となり、3カ月連続のマイナスとなった。高機能な「オーブンレンジ」は減少したが、シンプルな機能の「単機能レンジ」は2桁伸長となった。

 ジャー炊飯器の1月の出荷金額は73億8100万円(同12.0%減)だった。出荷台数は39万4000台(同8.3%減)となり、4カ月ぶりのマイナスとなった。ご飯の食味や食感を追求したIH式が、全体の約7割弱を占めている。

 IHクッキングヒーターの1月の出荷金額は59億2100万円(同1.9%減)だった。出荷台数は6万台(同1.9%減)となり、4カ月ぶりのマイナスとなった。「2口以上のビルトイン型」が全体の約8割強を占めている。