日本自動車販売協会連合会(自販連)が2019年1月7日に発表した2018年の乗用車(普通車・小型車)の年間新車販売台数は289万5454台(前年比1.6%減)で、2015年以来3年ぶりに前年を下回った。
19年1月7日に全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した18年の軽四輪乗用車の年間新車販売台数(確報)は、149万5706台(前年比3.6%増)。自販連の乗用車と全軽自協の軽四輪乗用車を合わせた18年の年間新車販売台数は439万1160台(同0.1%増)と、わずかに増加した。18年は乗用車の不振を軽四輪乗用車が補う形だった。
自販連が発表した18年12月の乗用車(普通車・小型車)の新車販売台数概況は21万5152台(前年同月比5.8%減)と、3カ月ぶりに前年同月を下回った。「ゴーン・ショック」に揺れる日産車の場合、12月は1万9777台と同10.2%減。各社の販売状況と比較すると減少幅が大きく、少なからず影響が見られたようだ。いまだに尾を引いているが、長引けば、さらに差が広がりそう。
そんな状況でも18年のブランド通称名別年間順位で1位は日産自動車の「ノート」(合計13万6324台)だった。日産車が年間の販売ランキングで第1位を獲得したことは、日産が知るうえでは初めて。2位と3位はそれぞれトヨタ自動車の「アクア」(同12万6561台)と「プリウス」(同11万5462台)だった。18年は日産が話題の中心にいた1年だったようだ。
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