日本フランチャイズチェーン協会が2018年12月20日に発表した同年11月の全国コンビニエンスストア売上高は、全店ベース(調査月における営業中の店舗)で8910億7900万円と、前年同月比2.5%増。13年2月から69カ月(5年9カ月)連続で前年同月を上回り、好調に推移している。
全店ベースの来店者数は約14億4144万人(前年同月比1.6%増)で2カ月連続のプラス。平均客単価は618.2円(同0.8%増)と2カ月ぶりに良かった。全国の総店舗数は5万5695店(同1.0%増)になった。
既存店(出店から1年以上経過した店舗)売上高も7993億3700万円(同0.6%増)と2カ月ぶりにプラスだった。10月は5カ月ぶりにマイナスとなったが、11月は全国的に降水量が少なく、平均気温が高かったことから行楽需要などが高かった。コーヒーや揚げ物などのカウンター商材や弁当、おにぎり、麺類などが順調だったため、全店・既存店ともに売上高が前年を上回る結果となった。
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