全国スーパーマーケット協会、日本スーパーマーケット協会、オール日本スーパーマーケット協会が2018年11月21日に合同で公表したスーパーマーケット販売統計調査(速報版)によると、10月の総売上高は8893億9182万円。食品が好調で既存店ベース(前年同月、当月共に営業の店舗による比較)の前年同月比は0.3%増と5カ月連続でプラスだった。

同調査は食品を中心に取り扱う全国のスーパーマーケットの合計270社の売上高を集計したもの。総売上高のうち食品の合計は8063億5101万円(同0.7%増)だった。しかし日用雑貨品や医薬品・化粧品など非食品は607億5614万円(同3.2%減)、テナント売上高やたばこ・ギフト販売などその他も222億8514万円(同2.7%減)だった。おおむね、食品を中心とする店舗は前年比で好調だったが、非食品も扱う店舗はマイナス基調だった。
全店ベース(前年同月全営業店舗と当月全営業店舗の比較)では、総売上高は同1.4%増、食品合計は同2.0%増、非食品は同2.9%減、その他は同4.0%減だった。
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