10月から段階的に引き上げられている「たばこ税」の増税により、コンビニエンスストア大手3社(既存店ベース)の10月の売り上げは、いずれも前年同月を下回った。来店客数はプラスでも平均客単価がマイナスになるなど影響は大きかった。

10月は大手コンビニも不調に
日本フランチャイズチェーン協会が2018年11月20日に発表した同年10月の全国コンビニエンスストア売上高は、全店ベース(調査月における営業中の店舗)で9158億6700万円と、前年同月比0.6%増。13年2月から68カ月(5年8カ月)連続で前年同月を上回った。総来店者数は約14億9952万人(同2.5%増)と2カ月ぶりにプラス。平均客単価は610.8円(同1.8%減)と16カ月(1年4カ月)ぶりのマイナス。全国の総店舗数は5万5564店(同0.9%増)だった。
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