日本銀行が2018年7月2日に発表した6月の短観(全国企業短期経済観測調査)の企業の景況感を示すDI(業況判断指数)は、大企業の全産業で+22となった。前回の18年3月調査の+23から1ポイントのマイナスになり、17年12月調査から2回連続で悪化した。製造業だけで見ても、+21と前回から3ポイント下回り、2回連続でマイナスとなった。一方で非製造業は+24ポイントと前回から1ポイント上回り、2回ぶりに好転した。

2018年7月2日に日本銀行が発表した数値による
2018年7月2日に日本銀行が発表した数値による

 業況判断指数は、景況感が「良い」と答えた企業の割合から、「悪い」と答えた企業の割合を引いた値。日銀短観は3カ月に1度、国内企業に景気を聞いている。調査対象は大企業から中小企業まで約1万社になる。6月の調査は5月末から6月末にかけて行われた。

 大企業が1ポイントと小幅ながらマイナスになり、かつ2回連続で悪化したことは、景気が踊り場の局面に入ったことをうかがわせる。