日本フランチャイズチェーン協会が2018年6月20日に発表した同年5月の全国コンビニエンスストア売上高は、全店ベース(調査月における営業中の店舗)で9147億4900万円と、前年同月比0.9%増となった。63カ月(5年3カ月)連続で前年同月を上回り、好調に推移している。

 全店ベースでは、総来店客数は約14億9070万人(同0.2%増)と7カ月連続、平均客単価は613.6円(同0.7%増)と11カ月連続で前年同月を上回った。全国の総店舗数は5万5438店(同1.4%増)になった。

 しかし既存店(出店から1年以上経過した店舗)ベースで見ると、売上高は8053億6000万円(同1.2%減)と5カ月ぶりに前年同月を下回った。5月は全国的に降水量が多く、特に5月前半のゴールデンウイーク期間中、気温の低下などにより来店客数が減少。飲料やアイスクリームなどの売れ行きが不調となり、売上高は前年同月を下回る結果となった。一方、カウンター商材やサラダ・総菜・冷凍食品などの中食は引き続き好調に推移した 。

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