博報堂のシンクタンク、博報堂生活総合研究所は2018年5月25日、同年6月の消費意欲を予想した「来月の消費予報」を発表した。それによると、6月の消費意欲指数は46.2点となり、前月(18年5月)比で−2.1点と減少したものの、前年同月(17年6月)比では+0.9点となった。
連休があり消費意欲が高まった前月の指数からは低下したものの、前年同月の指数を若干上回り、ほぼ前年並みとなった。「家電・AV」「日用品」への意欲が高まる一方、節約意識も上昇しているようだ。また、大型連休と夏の狭間で、女性の消費意欲は停滞気味となっている。

この調査は20~69歳の首都圏・名古屋圏・阪神圏在住の男女1500人を対象に、「来月の消費意欲を100点満点で考えるとどれくらいになるか」を聞いて、点数化したもの。「消費意欲(モノを買いたい、サービスを利用したいという欲求)が最高に高まった状態を100点とすると、あなたの来月の消費意欲は何点くらいですか」と尋ね、さらに自由回答で「あなたが来月、特に買いたいモノ・利用したいサービスはありますか」と質問した。
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