日本電機工業会(JEMA)が2018年5月22日に発表した民生用電気機器(いわゆる白物家電)の同年4月の国内出荷金額は、1585億円で前年同月比0.2%減となり、ほぼ横ばいながら4カ月ぶりに前年同月を下回った。電気冷蔵庫と電気洗濯機が4カ月ぶりに低迷したことなどが響いた。

<span class="side-note-link" data-url="https://www.jema-net.or.jp/Japanese/data/2018/18.04/1804ds-comment.pdf" data-snippet="一般社団法人 日本電機工業会"></span>

 製品別に国内出荷金額や出荷台数を見ると、主要3品目のうちルームエアコンは426億円(同10.4%増)で53万4000台(同10.9%増)と、いずれも3カ月連続で前年同月比がプラスになった。省エネ性や快適性を両立させた製品などを中心に、買い替え需要が堅調に推移している。

 さらに電気冷蔵庫の国内出荷金額と出荷台数は、それぞれ275億円(同9.3%減)、27万4000台(同6.9%減)で、出荷金額は4カ月ぶり、出荷台数は3カ月ぶりにマイナス。全体の約35%を占める「401L以上」の大型タイプの出荷金額と出荷台数は、178億円(同13.1%減)で9万8000台(同15.8%減)と大幅な不振となり、足を引っ張った格好だ。

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