日本フランチャイズチェーン協会が2018年4月20日に発表した18年3月の全国コンビニエンスストア売上高は、全店ベース(調査月における営業中の店舗)で9138億7900万円と前年同月比3.6%増になった。61カ月(5年1カ月)連続で前年同月を上回るなど好調に推移している。同じく全店ベースでは、総来店客数は約14億4686万人(前年同月比1.6%増)と5カ月連続、平均客単価は631.6円(同2.0%増)と9カ月連続で前年同月比はプラスだった。全国の総店舗数は5万5404店(同1.7%増)になった。
18年3月は降水量が多かったものの、全国的に平均気温が高く月の後半には好天に恵まれた。このため花見などの行楽需要によってレジ横に陳列されるおでんや中華まん、フライドチキンといった、いわゆるカウンター商材のほか、調理麺や総菜などの中食関連などが押し上げた。さらに飲料やアイスクリームなども順調だった。
既存店ベースでは総来店客数が減少
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