2018年にツインバードが有名コーヒー専門店監修を打ち出して切り開いた、家庭向けの高級コーヒーメーカー市場。そこに低価格帯を主軸としていたシロカ(東京・千代田)が「カフェばこPRO」で参入した。水を自動計量できるなど、使い勝手も強化。コーヒーの専門家の協力を得て味などを検証した。

シロカの「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251」。2022年10月15日発売で、実勢価格は2万9700円(税込み)(写真提供/シロカ)
シロカの「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251」。22年10月15日発売で、実勢価格は2万9700円(税込み)(写真提供/シロカ)

 本体に豆をひくミルを搭載し、簡単にひきたてのコーヒーを飲むことができる全自動コーヒーメーカー。その低価格化に成功し、長らく販売し続けているメーカーの一つがシロカだ。同社は、15年から全自動コーヒーメーカーを製品化している。「コンビニコーヒーなどが広がっていた時期に、おいしいコーヒーを家庭で飲みたいという支持を獲得できた」(シロカ ブランドマーケティンググループの鸙野拓人氏)。同社はそれ以来、実勢価格2万円未満で購入できる、全自動コーヒーメーカーを販売し続け、市場拡大に貢献してきた。

 一方で、18年になると、ツインバード工業(現ツインバード)が自家焙煎(ばいせん)コーヒーの有名店の監修を得て、4万円以上となる高級コーヒーメーカー「CM-D457B」(実勢価格・税込み4万2780円)を製品化し、人気商品となった。21年にはバルミューダも「BALMUDA The Brew」(実勢価格・税込み5万9800円)を発売。全自動ではないがこちらも同社想定の2倍を超える予約台数を記録した。この、徐々に形成されつつある高級コーヒーメーカー市場にシロカが投入したのが、22年10月発売の最上位モデル「コーン式全自動コーヒーメーカー カフェばこPRO SC-C251(以下カフェばこPRO)」(実勢価格・税込み2万9700円)だ。ツインバードやバルミューダよりも安価だが、味や使い勝手はどうなのか。実機で検証してみた。

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