ファミリーマートは2021年4月24日、チョコブランド「ゴディバ」とコラボしたフラッペを発売する。高級ブランドとのコラボは初めてで、単価が税込み400円を超える思い切った挑戦になる。コロナ禍の“プチぜいたく”需要を取り込み、苦戦が続くコンビニに客を呼び戻す一助となるか。

 ファミリーマートのフラッペは、冷凍コーナーに置かれた細かなかき氷入りのカップを購入し、コーヒーマシンでミルクを注いで作る。シャーベットのような食感が人気だ。2014年に発売され、カフェや抹茶といったフレーバーを毎年約10アイテムずつ展開してきた。主な価格帯は税込み300円前後。21年3月末時点で累計1億7000万杯を売り上げる定番商品だ。

 21年4月24日に発売する「ゴディバ監修 チョコレートフラッペ」(税込み430円)は、ファミマのフラッペ初の高級ブランドとのコラボ商品。チョコ氷とチョコクリームを同じ割合で2層にし、さらにカカオ分50%以上のチョコチップを入れてゴディバの味を再現した。価格は従来のフラッペを100円以上上回る設定だ。

新発売の「ゴディバ監修 チョコレートフラッペ」
新発売の「ゴディバ監修 チョコレートフラッペ」

 開発を主導した商品本部の高見沢祐介氏によると、「原価は通常の約2倍で、過去一番かかっています。重視したのは、この味だったらこの値段でもいいという“値ごろ感”。本当にいいものを作りたかったので、実は原価を考えずに作りました。完成してから値段を決め、通常の1.5倍まではいけると踏みました」。

 実際に飲んでみると、チョコレートが濃厚で確かにゴディバらしさがあふれる。氷にチョコチップが交じることで、チョコレートらしい食感があるところにも工夫を感じた。