カップヌードルにも、ついにプロテインブームが到来した。日清食品が新発売した「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」が押し出すのは、15グラムのたんぱく質だ。開発の最大の難所は、伝統的な味を守りつつ、たんぱく質をどこにどれだけ“隠す”かの振り分けだった。「ゴールはカップヌードル」。即席麺史上初めての挑戦が始まった。
日清食品は、たんぱく質を強化した「カップヌードルPRO 高たんぱく&低糖質」を発売した。味は、レギュラーとシーフード(どちらも実勢価格・税込み222円)の2種類。2021年4月5日より、全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどで順次展開していく。
大きく変えたのは、たんぱく質の量だ。単にたんぱく質のパウダーを追加するわけではなく、麺とスープ、サイコロ状の具材「謎肉」の中に15グラムも入れ込んだのだ。付加価値を付けつつ、カップヌードルの味は“そのまま”にすることを目指した。
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