セブン-イレブンとファミリーマートのアイスケースの中にあるのはメロンパン。冷やして食べる「冷たく食べるメロンパン」と「メロンパンアイス」だ。ローソンの「じゅわバタメロンパン」も加え、コンビニ大手3社から注目商品が同時に登場した。食感の変化やバター風味をウリにした、“コンビニメロンパン競争”が過熱しそうだ。
2021年3月2日、セブン-イレブンとファミリーマートがそれぞれ発売したのが、菓子パンを冷やして食べるという新発想の商品だ。セブン-イレブンは「冷たく食べるメロンパン」(税込み213円)を新開発。ビスケットのようなサクッとした食感のメロンパンに、ミルクホイップクリームが入っている。若い男性を中心にいきなりヒットしているという。
ユニークなのが、温度によって食感や風味が3段階に変わる新感覚スイーツに仕上げた点だ。セブン-イレブン・ジャパンは、「温度の変化を想定した商品はパンのカテゴリーで初めて。自宅で過ごす時間が増えている中、家でいろんな味わい方ができる商品に仕上げた」と狙いを話す。
実際に「冷凍」、室内で約1時間自然解凍した「常温」、電子レンジの500ワットで20秒間温めた「加熱」の3つの状態で、それぞれの生地とミルクホイップクリームの様子を見てみた。
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