「Pasco」ブランドで知られる敷島製パン(名古屋市)は2020年12月1日、オンラインショップ限定でコオロギパウダーを使用したフィナンシェとバゲットを販売した。開始と同時に注文が入り始め、翌日には売り切れたという。フィナンシェは、コオロギ10匹分と30匹分のパウダーが入った2段階に分かれる。その狙いを聞いた。
敷島製パンが今回発売したのは、食用コオロギパウダーを使用した、Pasco未来食Labo「Korogi Cafe」シリーズ。「コオロギのフィナンシェ」(6個入り)を100箱と「コオロギのバゲット」を100本、「フィナンシェとバゲットのセット」を100セット販売し、実験的な位置付けとして事前に告知を行わなかったにもかかわらず、販売開始直後から注文が続き、2日にはすべての商品が完売した。
Pasco開発本部の栗田木綿子氏は、「売れるか売れないか、0か100かだと思っていましたが、販売開始直後は1分に1個ペースで売れていたので、いけると確信しました」と振り返る。
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