※日経トレンディ 2019年9月号の記事を再構成

2018年、初めて700gを切る13.3型パソコン「LIFEBOOK UH−X」を発売した富士通クライアントコンピューティングが、今度は「ペン内蔵で最軽量の2in1パソコン」を発売した。

ペンタブレットとしても使えるノートPC 13.3型液晶で868g(画像)
富士通クライアントコンピューティング「LIFEBOOK UH95/D2」
【デジタル】
●実勢価格/23万7380円(税込み)
●サイズ・重さ/幅309×奥行き214.8×厚さ16.9mm・約868g
●画面/13.3型液晶(1920×1080ドット)
●CPU/Core i7-8565U(1.80GHz)
●メモリー/8GB
●SSD/512GB
●駆動時間/約10時間
●発売日/2019年7月18日

 新たな「LIFEBOOK UH95/D2」は、13.3型画面を備えたノートPCで、キーボード部分を360度回転させるとタブレットとしても使える。付属のアクティブペンは筆圧も検知するタイプ。ペンが細いため慣れが必要だが、画面表面が適度に滑りやすく、ペン先を素早く動かしてもさらさらと書けた。本体の右側面にペンを収納でき、忘れたり無くしたりする心配が少ないのも利点だ。画面は指でのタッチ操作にも対応する。ただし、画面表面のガラス部分に厚みがあるため、液晶画面への書きやすさや表示の見やすさはiPad Proと比べて少し劣る。

ペンは本体の右側面に収納できる。ペンの長さは約133mm(編集部測定)と短め
ペンは本体の右側面に収納できる。ペンの長さは約133mm(編集部測定)と短め
ワコム製の電磁誘導ペンが付属。ペンを素早く動かしても遅延は気にならない
ワコム製の電磁誘導ペンが付属。ペンを素早く動かしても遅延は気にならない

 キーボードはキーピッチが18mmと広く、キーの感触もしっかりしており、薄型ノートPCとしてはトップクラスの打ちやすさ。ペンを使うアプリをワンタッチで起動できるショートカットボタンがあるのも便利だ。

 重さは868gで、キーボードと合わせた重さで比べれば、定番タブレットのSurface Proや12.9型のiPad Proよりも軽い(Surface Proとタイプカバー、または12.9型のiPad ProとSmart Keyboard Folioの組み合わせはどちらも1kg以上)。USB端子が計4基(うちタイプCが2基)あるなど拡張性でも上回る。

リアカメラは、キーボードを回転させてタブレットとして使うときに便利
リアカメラは、キーボードを回転させてタブレットとして使うときに便利
上写真のボタンで画面右にタッチ系アプリ(Windows Inkワークスペース)を表示
上写真のボタンで画面右にタッチ系アプリ(Windows Inkワークスペース)を表示

 パソコンとしての使い勝手と軽さの“二兎”を追う人には、現時点でベストの2in1といえる。

ヒット予報
ペンタブレットとしても使えるノートPC 13.3型液晶で868g(画像)
キーボード回転式の2in1パソコンでは、Let’s note RZ8(パナソニック)やLAVIE Hybrid ZERO(NECパーソナルコンピュータ)が1kgを切るが、いずれもペンには非対応。価格がネックだが、法人需要を中心に売れそうだ