※日経トレンディ 2019年8月号の記事を再構成

業界最大手の日本生命が、保険ショップ向けの商品を販売するサブブランドをついに立ち上げた。その名も、はなさく生命保険。“デビュー作”は7月1日に発売された医療保険「はなさく医療」だ。

心疾患、脳血管疾患の一部のみを保障する商品も多いなか、3大疾病に対する保障範囲が広い設計だ
心疾患、脳血管疾患の一部のみを保障する商品も多いなか、3大疾病に対する保障範囲が広い設計だ
はなさく生命保険「はなさく医療」
【保険】
●保険料/4559円(30歳男性の場合)
●保険期間/終身(主契約)
●特約/入院一時金特約、女性医療特約、先進医療特約、特定疾病一時金給付特約、抗がん剤・ホルモン剤治療特約など
●発売日/2019年6月24日

 医療保険は大手生保が出遅れている分野。日本生命は、商品の競争力を高めたサブブランドを活用し、外資系や損保系の牙城を崩すのが狙いだ。

 注目すべきは、肝硬変や慢性膵炎(すいえん)などを含めた8大疾病に対する一時金特約に「初回2倍型」を用意した点。所定の要件を満たした際に受け取れる一時金の初回受取額を上乗せでき、入院準備費用や治療初期の雑費といったイニシャルコストに備えられる。一方、治療が長引いた場合の保障を薄くすることで、無駄な保険料をカットする合理的な仕組み。