若手デザイナーにとって、ミラノデザインウィークでの成功は世界で活躍する足掛かりになる。大企業や有名ブランドに限らず、興味深いプロジェクトを発表する若手は多い。日本からの出展者も増加傾向にあり、35歳以下のデザイナーが自主的にブースを構えるミラノサローネサテリテには今年、17組が参加した。
テキスタイルデザイナーの氷室友里氏は2度目の出展。優れたデザインに授与される「サローネサテリテアワード」第3位を受賞した。受賞作「SOFT BLOCK」の他に、織りの構造からデザインしたブランケットのシリーズ「BLOOM」も多くの注目を集めていた。
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