※日経ソフトウエア 2018年7月号の記事を再構成
プログラミングおよびソフトウエア開発の専門誌「日経ソフトウエア」は、日本ディープラーニング協会(JDLA)の発起人であり、JDLA理事長を務める東京大学特任准教授の松尾豊氏に、JDLAが実施するディープラーニング検定について話を聞く機会を得た。松尾氏は、AI(人工知能)研究の第一人者であり、関連書籍の執筆やテレビ出演、講演なども積極的に行っている。

松尾 豊氏。1975年生まれ。東京大学大学院工学系研究科 技術経営戦略学専攻 特任准教授。主な著書に『人工知能はなぜ未来を変えるのか』などがある
JDLAの設立経緯や目的を教えてほしい。
ディープラーニングは非常に革新的な技術で、大きく時代を変えると思う。そこで、ディープラーニング関連産業を伸ばしていくような活動をすべきだとディープラーニングを主体とする企業さんと話していて、JDLAの設立につながった。
まだAIが産業として日本に根付いておらず、海外との差が出てきてしまっているという危機感を持ったために協会を設立しようと考えた、ということか?
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