放映後の調査で明らかになるテレビCMの効果を、放映前の段階で的確に予測し、CM効果を高めるポイントまでも把握できるシステムが、この夏にも実用の段階に入っている。曖昧模糊とした「魅力」を数値化して予測、改善に生かす魅力工学シリーズ特集の第4弾は「テレビCM」を取り上げる。CMのABテストが事前に容易になることで、CM制作工程に変化が起きそうだ。

 放映したテレビCMが、どのくらい視聴者の記憶に残るか、好感・関心を持ってもらえるか、買いたくなるか──。

 放映後の調査で明らかになるCM効果を、放映前の段階で的確に予測し、CM効果を高めるポイントまでも把握できるシステムが、この夏にも実用の段階に入っている。

 ビデオリサーチと東京大学大学院情報理工学系研究科電子情報学専攻の山崎俊彦准教授が共同研究しているプロジェクトだ。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

有料会員になると全記事をお読みいただけるのはもちろん
  • ①2000以上の先進事例を探せるデータベース
  • ②未来の出来事を把握し消費を予測「未来消費カレンダー」
  • ③日経トレンディ、日経デザイン最新号もデジタルで読める
  • ④スキルアップに役立つ最新動画セミナー
ほか、使えるサービスが盛りだくさんです。<有料会員の詳細はこちら>
この記事をいいね!する