スーパーの店頭などで、目の前のお客と軽妙な会話をしながら、巧みに商品を売り込む「実演販売」。その舞台をネットに移して、同時に何万人、場合によっては何百万人ものお客と“会話”をしながら商品を販売する。そんな実演販売の進化版といえるマーケティング手法が登場している。一般に「ライブコマース」と呼ばれる、この最新手法に、国内ではいち早くRIZAPグループが挑戦した。ECの成果を大きく高めると期待され、国内でも注目を集めるライブコマースの威力を探った。

RIZAPのダイエット機器「3D Shaper」
RIZAPのダイエット機器「3D Shaper」

 リアルタイムで商品を紹介する動画をスマートフォンなどに配信し、それを見た消費者が、配信サイトのコメント欄などを通じて意見を寄せる。その意見や質問に、配信している側のスタッフがリアルタイムで答えたり、「もっと細部を見せてほしい」といった要望に応えたりする。ライブコマースは単なるECと違って、膨大な数の視聴者と、リアルタイムかつ双方向のコミュニケーションができることが大きな特徴だ。これが商品の購入意欲を高める、とされる。

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