イノベーション創出を目的とするイノベーション推進部を2018年4月に新設し、国内でも珍しいチーフ・イノベーション・オフィサー(CINO)を置いた沖電気工業(OKI)。どうすれば社内に改革への意欲が浸透するのかを、同社の横田俊之CINOに聞いた。

――2018年4月から始まった「Yume Pro」とはどういう取り組みですか。

横田俊之氏(以下、横田) 社会やお客さまの課題を解決するために、新たなイノベーションを創出しようとする活動です。当社は長年にわたって通信会社や銀行、公共交通機関などをクライアントに、社会インフラ系の通信・情報機器を提供してきました。海外からも品質の高さなどは高い評価を受けています。しかし近年、売り上げが伸びていません。ポテンシャルはあるのに、それをビジネスにつなげる部分が弱かったためです。