富士フイルムは2004年からデザイン思考を研究・開発部門の改革に活用している。10年以上もデザイン思考に取り組んできた、インハウスデザイナー出身の小島健嗣氏に、イノベーションを起こすために必要なことを聞いた。

――富士フイルムは2004年からデザイン思考に取り組んでいますが、経緯をお聞かせください。

小島健嗣氏(以下、小島) カメラのデジタル化に伴い、2000年をピークに写真フィルム市場が急速に縮小しました。新規事業を起こす必要があり、掲げたコンセプトが「知恵を融合させて新しい価値を創生する」という意味の「融知創新」。具体的には、研究・開発体制を改革し、これまで培った技術を融合させることで、イノベーションを起こそうという考えでした。

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